seltha(セルザ)を作った目的でもあるのですが、徹底的に自立を重視しています。
selthaもself(自分で) think (考える)act(行動する)の頭文字から取っています。
子供たちが将来に渡って、自分の考えで行動し、学び続け、周囲の環境に惑わされずに強く進んでほしいと思っています。
その為には自立学習が必要だと考えています。
運動にしても、栄養のこと、体のこと、心のこと、勉強する事はたくさんあります。
これらの知識が必要になった時に学べるようになっていてほしいのです。
将来の学ぶための練習として勉強を利用しています。
だから成績の保証をしていません。
それって逃げではないか?と思われるかも知れませんが、これは逃げではなく、成績保証に意味を見出していないからです。
成績だけ何とか保証して欲しいのであれば、seltha(セルザ)を選択しなくて良いと考えています。
今、selthaを選んでくださっている方たちは、
・子供たちにはイキイキと活動して欲しい
・自分で道を切り開いて欲しい
という方が多いです。
逆に、「1日10時間勉強しなさい」というような方は合いません。
では、どうやってその自立とやらを実現させているのですか?ですが
先ずは、「本人がどうなりたいのか?」をヒアリングします。
その上で、どうやったら実現できるのかを話します。
この時点でまだ、ピンとこない子もいます。当然だと思います。
少しずつ学習を進めていきます。
先ずは徹底的にサポートをします。しますが、本人にこちらに求めて欲しいをお願いしています。
それでも出来ない子もいます。
それはそうです。急に出会った人にサポートを求めるのは勇気が入ります。
なので、世間話など皆が話したい内容を聞いたりしていきます。
そうすると子供たちも徐々に心を開いてくれます。
その上で、こちらから目標を提案する、皆がどうしたいかを聞いていきます。
どうしても「面談」のような形になると、子供たちは固まってしまうので雑談のように話していきます。
そんななかでも空返事のような「はい」があれば納得していないなと思い、また聞き方を変えたりしながら対話します。
自由研究など、サポート依頼があれば全て答えたり、一緒にやる事もあります。
このように関係を気づいていくと、子供たちの質問の仕方も変わってきます。
「ちゃんと理解してから繰返したいから、教えてください。」
この質問をした子も最初は「何すればいいですか?」でした。
また、子供たちの晴れ舞台(文化祭や発表会)などは教えてくれれば可能な限り見に行くようにしています。
ここまででやっと少し信頼関係が出来たかなと感じます。
ここまで来てから、「わからない事は何度聞いても良いよ。」という言葉が効果を持ち始めます。
皆、「わからないって何度言っても良いんだ。」と思ってくれれば、理解力があがります。
また、学習スケジュールを立てたり、過去にブログでも書いたような直接的なアドバイスなども皆使い始めます。
そして徐々にこの環境で頑張ってみようかな?という気になります。
人は認めてくれる所で頑張ろうと思うものです。
だから、子供たちからは「やらされている気がしない。」、親御様からは「すっきりした顔で帰ってくる」「学校ではコミュニケーションが問題だと聞いていたのに…」という感想を言っていただけるのです。
やらされ感がない事も重要です。
ある子が「先日、学校の先生に勉強で褒められた。」という事を嬉しそうに教えてくれました。
「自分の成果だ!」と思いっきり感じてほしいです。なぜなら自分から勉強しているからです。
これこそが子供たちがイキイキしていると言えるのではないでしょうか?
成績は保証できませんが家庭以外で自分から質問する、意見を言う、学習する、自分で選択する方法は確実に身につき、勉強も少し前向きに捉えて進んでいける場としては、どこにも負けません。
個別相談は随時承っております。お気軽にご連絡ください。