「先生、次何やったら良いですか?」
このように質問してくる子については、「どうなりたい?」というふうに返します。
もし、その子が「英語を伸ばしたい」というのであれば当然、英語をやることになります。
自分で決めてもなかなか出来ないものを、他人に任せて出来るようになるとは思いません。
だから、本人に決めてもらいます。
勉強が苦手で教室に来て、いきなり目標というのは難しいかもしれませんので最初は指示していきます。
そして、高得点を取る為にやらなければならない事も伝えます。
一度言われたとおりに学習して、結果を見て、やるべきことを本人が把握した後では、自分で決めて行く事が大事です。
保護者の方が思っている以上に出来るようになります。
そうなると質問も「わからない」から「どうしてこうなのか?」に変わってきます。
指示が多かったり、やることへのダメ出しばかりが横行する環境は本当に好ましくないと思います。
自分は出来ないと思い込むようになります。
目標を口にしなくなります。
目標さえ決まればやる事は決まります。